Record China 2022年6月26日(日) 6時0分
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25日、環球網は、米海軍の哨戒機が台湾海峡を越えて飛行したと報じた。
2022年6月25日、中国メディアの環球網は、米海軍の哨戒機が台湾海峡を越えて飛行したと報じた。
記事は、台湾・中央社の24日付報道を引用。米軍インド太平洋司令部が「米海軍のP-8A哨戒機ポセイドン1機が24日に国際空域にて台湾海峡を越えて飛行した。米国は引き続き、台湾海峡を含む国際法で認められたいかなる場所でも飛行、航行、行動を実施する」との声明を発表し、同機の台湾海峡通過について「米国の自由で開かれたインド太平洋地区に対する公約だ」との認識を示したことを伝えた。
そして、台湾の国防部も24日夜に「台湾海峡周辺の外国機、外国艦の動向について、軍はすべて掌握するとともに、適切に対処している」とコメントしたことを紹介。ネットユーザーからは「中国機が飛べば台湾への干渉、米国機が飛べば自由な航行。これはダブルスタンダードではないのか」との意見が出たとしている。
記事は、米国とその同盟国が台湾海峡の大部分について「国際水域だと主張し続けている」とし、米国務省のプライス報道官も14日に「台湾海峡は国際水域だ」という、米軍インド太平洋司令部が出した声明と同様のコメントを英ロイターに寄せていたと伝えた。
一方で、中国政府がこれまでに「台湾は中国の不可分な一部であり、台湾海峡水域は両岸の海岸から海峡の中心に向かって伸びており、中国の内水、領海、接続地域、排他的経済水域によって構成されている。国際的な海洋法では『国際水域』など存在せず、関係国が台湾海峡を『国際水域』と呼ぶのは台湾問題を意図的に操り、中国の主権の安全を脅かすための口実である。わが国はこれに断固として反対する」との立場を重ねて表明してきたことを紹介した。(翻訳・編集/川尻)
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