世界が中国に期待?中国人海外旅行者が急増、今年は1億人突破の見込み―中国紙

Record China    2014年6月16日(月) 14時11分

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12日、今年の中国人海外旅行者数は1億人を突破するとみられている。写真はタイを旅行する中国人。

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2014年6月12日、中国人にとって、海外旅行がますます身近なものになってきている。各国のビザ発給条件緩和や人民元の値上がりなどが背景にあり、今年の中国人海外旅行者数は1億人を突破するとみられている。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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中国人海外旅行者数は、12年は8300万人、13年は前年比18%増の9819万人だった。今年は同16%増の1億1400万人となり、初めて1億人を突破する見込み。これに伴って、海外での消費額も飛躍的に増加しており、13年は前年比26.8%増の1287億ドル(約12兆8700億円)、今年は1400億ドル(約14兆円)に達する見込みで、中国はすでに世界一の海外観光客の供給国であると同時に、海外旅行における世界一の消費国になっている。

海外旅行者が急増した背景には、収入の増加や海外旅行の大衆化、人民元の値上がり、若者の個人旅行ブームなど、さまざまな要因がある。また、各国のビザ発給条件緩和も大きく影響している。中国旅游研究院が10日に発表したレポートによると、中国は現在81カ国とビザ免除の協定を締結しており、観光目的地として認可されている国は116カ国に上っている。さらに、中国人海外旅行者は消費額の65%をショッピングに使用するとのデータもあり、米国や日本、オーストラリアなど多くの国が入国条件を緩和して中国人観光客の受け入れを促進している。(翻訳・編集/HA)

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