カタールW杯アプリ、「台湾」を「チャイニーズタイペイ」に変更=中国外交部「称賛する」

Record China    2022年6月21日(火) 12時0分

拡大

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の公式アプリで、国籍選択欄の「台湾」が「チャイニーズタイペイ」に変更されたことについて、中国外交部報道官が「称賛する」と述べた。

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の公式アプリで、国籍選択欄の「台湾」が「チャイニーズタイペイ」に変更されたことについて、中国外交部報道官が「称賛する」と述べた。

同アプリは、カタールに入国して同大会を観戦するのに必要なIDカード「ヘイヤ」を申請するためのもの。当初、国籍選択欄に「台湾」がなく台湾当局が不快感を示していたが、今月15日に中華民国旗と「台湾」の選択肢が追加された。この対応に、台湾外交部の欧江安(オウ・ジアンアン)報道官は「ポジティブな発展」と称賛し、「感謝の意を示す」とコメントしていた。

しかし、環球時報などの中国メディアによると、同アプリの「台湾」の表記がこのほど「チャイニーズタイペイ」に変更された。中国側からの抗議があったものとみられる。

本件について中国外交部の汪文斌(ワン・ウエンビン)報道官は20日の会見で「台湾は中国の一部であり、『一つの中国』の原則を堅持することは国際関係の基本的な準則であり、国際社会の普遍的な共通認識だ」とした上で、「中国はカタール政府が『一つの中国』の原則を守り、国際的なスポーツ大会の方式に基づいて関連の問題を処理したことを称賛する」と述べた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携