台湾出身の歌手で、中華圏で絶大な人気を誇るジェイ・チョウ（周杰倫、43）の6年ぶりとなるニューアルバムが7月15日にリリースされると報じられている。

中国の複数のメディアが業界関係者の話として伝えたところによると、アルバムのタイトルは「最偉大的作品」（＝最も偉大な作品）になるとのこと。

ジェイ・チョウは幼少よりピアノとチェロを習い、台湾で2000年にアルバム「Jay」でデビュー。以降、毎年アルバムをリリースし、アジアでヒットセールスを記録する。日本でも05年にヒット曲と自身が主演した「頭文字D THE MOVIE」の主題曲、挿入曲を収録したデビューアルバム「Initial J」をリリースし、06年の日本デビューコンサートは大成功を収めた。

ニューアルバムのリリースに先駆けて、ジェイ・チョウは19日、自身のYouTubeチャンネルで、パリで撮影されたドキュメンタリーフィルムを公開した。

中国版ツイッターの微博（ウェイボー）では、「7月に俺たちの青春が戻ってくる」などとニューアルバムのリリースを期待する声が多く上がっている。アルバムタイトルについては、「公式発表はまだなのでもう少し待とう」「周董（ジェイ・チョウの愛称）以外にこんなタイトルを付けられるアーティストはいないと思う」「まさか最後の一枚になるなんてことはないよね？」などの反応も見られた。（翻訳・編集/柳川）