12日に行われたサッカーのAFC U-23（23歳以下）アジアカップ・ウズベキスタン2022で、U-23韓国代表と対戦したU-21日本代表が3-0で勝利したことが、中国でも衝撃を持って伝えられている。

日本は22分に鈴木唯人の直接フリーキックで先制に成功すると、後半に入って65分に鈴木のシュートを相手ゴールキーパーがはじいたところに細谷真大が詰めて追加点。さらに80分には中央で浮き球のパスを収めた鈴木が、反転から見事な左足シュートを叩き込んでダメを押した。

この試合について中国のスポーツジャーナリストの敖銘（アオ・ミン）氏は「U-21日本代表は恐ろしすぎる」と題する記事を発表。「日本で（相手に）最も脅威を与えていたのは鈴木唯人だった」とし、「2024年のパリ五輪を目指すチームだが、このままさらにステップアップし続ければ五輪でのベスト4進出が見えてくる」と高く評価した。

一方、韓国については「（サッカースタイルは）当たりが強いことで知られるが、この試合では2歳下の相手にフィジカルの面で全く優位に立てなかった。技術でもスピードでも劣っていた」と指摘した。

中国のサッカーファンからは「すごすぎる！」「これはもうさすがとしか言いようがない」「日本は恐ろしい！」「強すぎでしょ」「見ていて気持ちが良い」「韓国にとっては恥辱の日だな」といった声が上がっている。

また、「U-21日本代表は中国のフル代表よりも全然強い」との声や、「振り返って中国を見てみると…」「われわれには日韓の差を語るだけの資格はない」など、自国のレベルの低さに落胆する声も見られた。

U-21日本代表はベスト4に進出。16日（日本時間）の準決勝では開催国のウズベキスタンと対戦する。（翻訳・編集/北田）