端午節連休、国内観光客数が延べ7961万人に―中国

人民網日本語版    2022年6月6日(月) 20時50分

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2022年の端午節連休には、全国の国内観光客数が前年同期比10.7%減の延べ7961万人となった。

中国文化・観光部データセンター(中国観光研究院)の試算によると、2022年の端午節(端午の節句、今年は6月3日)連休には、全国の国内観光客数が前年同期比10.7%減の延べ7961万人となり、比較可能なデータで計算すると、19年同期の水準の86.8%を回復した。国内観光収入は同12.2%減の258億2000万元で、同水準の65.6%を回復した。中国新聞社が伝えた。

清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月5日)連休および「メーデー」(5月1日)連休には、観光客居住都市に限り観光市場が盛況だったのと異なり、端午節連休期間には、雲南省、貴州省、海南省、吉林省、新疆ウイグル自治区など中・長距離の目的地の観光市場が明らかに回復し好調だった。

新型コロナウイルス感染症の影響により、消費者が旅行を決定するまでのサイクルと旅行の移動距離が短くなり、短時間、近距離、高頻度を特徴とする「ライト旅行」、「ミクロレジャー」、「ホテルで過ごす」スタイルが人気を集めるようになった。一線都市と二線都市の近郊にあるレジャー型ホテル、質の高い農村民泊施設、テーマパーク周辺のホテルは予約が取りにくくなり、端午節連休には、端午節の民俗風習体験、農業・収穫体験、キャンプ・アウトドアクッキング、ラフティング・暑さしのぎが4大人気テーマになった。上海市民の間ではリラックスしたい、レジャーを楽しみたいというニーズが旺盛で、北京では郊外に出かける観光商品の予約が爆発的に伸びた。

今年は「国際子供の日」(6月1日)のすぐ後に端午節連休がやって来たことから、親子旅行が市場の注目点の1つになり、親子やファミリーをテーマにした特色あるファームステイ、民泊施設、美術館、博物館などが大人気となり、北京と上海の歓楽谷などの観光地が再開されると、親子旅行を楽しむ多くのファミリーが訪れた。

キャンプ商品の人気も高く、上海牛路野営海湾森林公園のキャンプ地は6月2日にオンラインプラットフォームで予約が始まると、半日足らずで翌3日の宿泊キャンプの予約枠がすべて埋まった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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