「南京大虐殺」の世界遺産登録申請、日本の抗議に中国が反論=「強盗のロジックだ!」―中国紙

Record China    2014年6月12日(木) 11時38分

拡大

12日、人民日報海外版は、中国が南京大虐殺の記録と従軍慰安婦に関する資料を「世界記憶遺産」へ登録申請したことに日本側が抗議したことを受け、日本を批判する記事を掲載した。写真は南京大虐殺紀念館。

(1 / 2 枚)

2014年6月12日、人民日報海外版は、このたび中国が南京大虐殺の記録と従軍慰安婦に関する資料を「世界記憶遺産」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)に登録申請したことに日本側が抗議したことを受け、日本を批判する記事を掲載した。

その他の写真

菅義偉官房長官は11日、中国側の申請を「極めて遺憾だ。ユネスコを政治的に利用している」と非難した上で申請の取り下げを求めた。これに対し中国外交部は、「日本側の理不尽な要求は受け入れられない。申請を取り下げるつもりはない」と明言している。

記事では、「日本は歴史上の腹立たしい暗い過去を恥じようとしないばかりか、歴史の真実を取り戻そうとしている中国に対し『遺憾だ』などと述べている」とし、「日本側のこのような態度は、『われわれ(日本)は侵略と大虐殺を行ってもよいが、君たち(中国)が発言することは許さない』という強盗のロジックだ」と非難した。

さらに、「日本が世界記憶遺産登録を阻止しようとしても、それは徒労に終わるだろう。それよりも、自らが作った強盗のロジックに陥って将来を台無しにしないよう、歴史的事実をきちんと反省して平和の道を歩むべきだ」と指摘している。(翻訳・編集/藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携