2022年6月3日、韓国・マネートゥデイによると、2日に行われた韓国対ブラジル戦の国際試合で、韓国の国歌斉唱の際にブラジル代表のエースFWネイマールが見せた行動が話題となっている。

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記事によると、ブラジルの国歌斉唱が終わり韓国の国歌が流れ始めた際、ネイマールをエスコートした少年は左手を胸に当てていた。それに気づいたネイマールは後ろからそっと少年の腕をつかみ、右手を胸に当てるよう教えたという。

この場面は中継カメラには映らなかったが、その場にいた観客の撮影した映像がオンラインで拡散している。映像を見た韓国のネットユーザーからは「なんて細やかな配慮」「ワールドクラスのマナーは格が違う」「本当にかっこいい」「見れば見るほど好きになる選手」「この少年は自分がどれだけすごい経験をしたか、大人になって理解するだろう」「他人や他国を尊重してこそ、自分も尊重される」「マナーもプレーも人間性も尊敬に値するスポーツ選手だ」「試合中も全力で戦ってくれたブラジル代表に感謝」など感激の声が上がっている。

この日の試合はブラジル代表が5-1で韓国代表に勝利した。ペナルティーキックで2ゴールを挙げたネイマールは試合後のインタビューで「ここまで歓迎されるとは思っていなかった。競技場以外でも韓国のファンからたくさん応援してもらった」と感謝を示し、「韓国代表は良いプレーをして僕たちを苦しめた」と感想を述べたという。（翻訳・編集/堂本）

Neymar making sure the Korean child mascot had his left hand instead of his right on his chest during the national anthem has to be one of the cutest interactions I’ve seen in a while.

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— Jason (Hanshin) Lee (@Jasons_JaysHub) June 2, 2022