オバマ大統領が追い詰めたから中国は強硬になった=米中は「喧嘩しながらの協力」関係に―中国紙

Record China    2014年6月13日(金) 3時55分

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11日、環球時報は記事「オバマ大統領が軟弱だから中国が図に乗って強硬になったわけではない、大統領が追い詰めたからだ」を掲載した。写真は星条旗。

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2014年6月11日、環球時報は記事「オバマ大統領が軟弱だから中国が図に乗って強硬になったわけではない、大統領が追い詰めたからだ」を掲載した。

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10日付英紙フィナンシャル・タイムズは記事「多極化する世界で悩む米国外交」を掲載した。オバマ大統領が弱腰であるがゆえに中国が強硬になっていると指摘されているが、同記事では逆に大統領が追い詰めたことで中国の態度が硬化していると指摘している。

もっとも米中の協力関係が途絶えたわけではない。シンガポール・南洋理工大学の胡逸山(ホー・イーシャン)氏は、米中はある問題では敵だが別の問題では友人という複雑な関係にあると指摘。衝突しても問題は解決しないため、米軍と中国軍の関係は協調的な方向に向かうと分析している。

中国の研究者、倪楽雄(ニー・ルーシオン)氏も同意見で、米国の主催する環太平洋合同演習(リムパック2014)への参加は中国外交の成熟を示すものだと評価。米中外交のゲームのルールは「喧嘩しながらの協力」という構造に変化したと指摘した。(翻訳・編集/KT)

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