英語が得意な名門校卒業者やガイド、次々と越境ECパーソナリティーに―中国

人民網日本語版    2022年6月1日(水) 8時20分

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深センのライブ配信拠点では、オシャレな服装で、流暢に英語を話すパーソナリティーがTikTokを通して、海外のユーザーに、URLをクリックすると閲覧できる商品のPRをしている。

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深センのライブ配信拠点では、オシャレな服装で、流暢に英語を話すパーソナリティーが、ショート動画共有アプリ「抖音(TikTok)」を通して、海外のユーザーに、URLをクリックすると閲覧できる商品のPRをしている。中国日報が伝えた。

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中国国内向けのライブコマース・パーソナリティーが「値段の安さ」で、ユーザーを呼び込んでいるのに対して、越境ライブコマース・パーソナリティーは、合理的な価格で販売することを前提に、流暢な英語で商品の購入や返品の仕方などを説明して、海外のユーザーを呼び込んでいる。

黄爾夏さん(38)は、深センのある会社の外国語パーソナリティーになる前、海外旅行のガイドをしていた。しかし、2020年5月に、旅行業界が新型コロナウイルスの大打撃を受けたのを機に、ガイドを辞めて、越境ECのパーソナリティーになった。

パーソナリティーになったばかりの頃、黄さんは、自分は外国語が得意であるため、ライブ配信はお茶の子さいさいと思っていたという。しかし、実際にカメラの前に立って商品を紹介してみて、この仕事は決して簡単にできるものではないことに気付いた。「海外向けのライブ配信と中国国内向けのライブ配信は、視聴者の数が違う。特に、配信が始まったばかりの時、視聴者がほとんどいないということもあり、それでも熱意をもって、理路整然と紹介をしなければならない。でも、すぐにこの仕事に慣れた。実際には、ガイドとして海外からの観光客に案内していた時と同じで、唯一の違いは、行く場所がオンラインプラットフォームに変わっただけのこと」と黄さん。

米コロンビア大学で修士号を取得した張舟さん(36)は以前、ニューヨークで起業していたものの、新型コロナウイルスの影響で、帰国して就職。昨年12月から正式に深センで英語を話すライブコマースのパーソナリティーとなった。そんな彼女は、「ライブコマースはとても面白い。今後は越境ライブ配信や起業のことを学ぶために、博士課程に進む可能性もある」と話す。

ターゲットが海外のユーザーであるため、張さんは「ライブ配信に寄せられるコメントの中には、人種差別的な内容があることも時々ある」と率直に話しながらも、「でも、どの服も、誠意を込めてPRしている。そうすると、達成感も大きいし、ほっこりした気持ちにさせられることもよくある」と話す。

「ある時、英国のお客さんに送る服を間違えてしまった。間違えたのは5~6着。私たちにとっては大きなミスだ。その時、すぐにお詫びのメールを送ったほか、プレゼントとして真珠のネックレスを選んで送った。すると、思いがけないことに、お客さんは返信のメールをくれただけでなく、結婚式にも招待してくれた。その時はとてもほっこりした気持ちになった」という。

求人サイト・智聯招聘の統計によると、2021年第3四半期(7-9月)のライブ配信業界の求人数は前年同期11.72%増だったのに対して、ライブ配信の求職者数は前年同期比46.69%増に達した。

同時に越境ECライブ配信業界も急速に発展している。

中国商務部や国家インターネット情報弁公室、国家発展改革委員会が2021年10月に発表した「第14次五カ年計画(2021‐25年)期間のEC発展計画」は、越境ECや海外倉庫を重点事業の一つに挙げている。

調査会社の艾媒諮詢(iiMedia Research)は、2022年は、中国の「越境ライブコマース飛躍の年」となり、市場規模が前年比210%増の1000億元(約1兆8000億円)を超えると予想している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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