「頭が鈍く、不機嫌な書き込み」あふれる中国ネット、日本車破壊が愛国ではない―中国著名キャスター

Record China    2014年6月12日(木) 2時20分

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10日、中国の著名キャスター崔永元氏は、中国青年報のインタビューに応じ、中国のネット上には「頭が鈍く、不機嫌な」書き込みがあふれていると指摘した。写真は反日デモで壊される日本車。

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2014年6月10日、中国青年報は、中国の著名キャスター崔永元(ツイ・ヨンユエン)氏へのインタビューを掲載した。以下はその一部。

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――2010年に抗日戦争をテーマとしたドキュメンタリーを制作されました。抗日戦争にそれほど関心をお持ちなのはなぜでしょうか。

戦争はすべての当事国にとって良いことではありません。両親や妻、子供を持つ人たちが一人また一人と死んで行くのですから。現在は、戦争の残酷さを軽視し、文芸的、感情的、ロマン主義的な手法で戦争を描くケースがよく見られます。ネット上には「頭が鈍く常に問題を起こしたり、頑固で他人の意見に耳を貸さない」発言が半数以上を占めています。若者はまるでコンピュータゲームのように、この国と戦争だ、あの国と戦争だなどと煽りたてているのです。日本をライバル視するのは結構ですが、ライバルの良い点を認めて初めて、本当のライバルといえるのです。

歴史を知らなければ、荒唐無稽な抗日ドラマを軽率に信じ込んでしまいます。日本製の車を破壊するといった、非常に狭いナショナリズムを煽り立てられてしまうのです。彼らは愛国的感情をどう表現していいか分からないのです。(翻訳・編集/NY)

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