Record China 2014年6月11日(水) 11時49分
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10日、中国海洋報は記事「“反面教師”の拙劣なパフォーマンスが中国人を目覚めさせた」を掲載した。日本、フィリピン、ベトナムの悪質な行動が平和的だった中国人を変えたと評している。写真は南シナ海パラセル諸島(中国名は西沙諸島)。
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2014年6月10日、中国海洋報は記事「“反面教師”の拙劣なパフォーマンスが中国人を目覚めさせた」を掲載した。
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2012年、石原慎太郎東京都知事(当時)、野田佳彦首相(当時)による尖閣諸島国有化ショーが繰り広げられ、中国人の神経を逆なでにした。中国はそれまで日中関係維持の大局的視点から共存共栄を目指した柔軟な手法で対応してきた。しかし日本のやり口を前に態度を変えざるを得ず、巡視船によるパトロール常態化や釣魚島(日本名は尖閣諸島)付近の領海基線発表などの強硬手段を取らざるを得なかった。
中国は農業国であり、陸上と比べて海上権益に関する反応が鈍かったことを認めざるを得ない。しかもこちらが一歩引いて紛争を収めようとすることも多かった。だが結果はむしろ逆効果だった。日本やフィリピン、ベトナムによる中国の海洋資源略奪、島嶼占領、海洋権益侵犯は中国人を徹底的に目覚めさせた。海洋権益を学ぶためには国際法に通じ、強大な海上軍事力を備え、国民に海洋領土維持の意識を植え付けなければならないのだ、と。
日本などの“反面教師”は中国に警鐘を鳴らしてくれたのだ。彼らの振る舞いは私たちの海洋領土防衛の力を大きく高めるものとなった。(翻訳・編集/KT)
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