CRI online 2022年5月23日(月) 9時10分
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王毅国務委員兼外交部長は、米国主導による中国に対抗するためのいわゆる「インド太平洋戦略」について、世界、特にアジア太平洋地域の国々が懸念し警戒していると述べました。
王毅国務委員兼外交部長は22日、パキスタンのビラワル・ブット外相との会談後に行われた共同記者会見で、米国主導による中国に対抗するためのいわゆる「インド太平洋戦略」について、世界、特にアジア太平洋地域の国々が懸念し警戒していると述べました。
王外交部長は、「米国がひねり出した『インド太平洋戦略』は、『自由で開かれた』という旗印に掲げながらも、徒党を組んで『小サークル』を作ることに熱中している。『中国の周辺環境を変える』と主張する目的は、中国を包囲してアジア太平洋地域の国々を米国の覇権の『手先』にすることだ。特に危険なのは、米国が偽装を捨て去り『台湾カード』や『南海カード』を使って、他の地域を混乱させた後、アジア太平洋地域を改めて混乱させることだ。いわゆる『インド太平洋戦略』は本質的に、分裂を作り出す戦略であり、対抗を扇動する戦略であり、平和を破壊する戦略であることを事実が証明するだろう。この戦略はいかに外観を取りつくろい形式を変えようと、最終的には必ず失敗に終わる戦略だ。当地域の人々は、とっくに時代遅れになった冷戦のシナリオがアジアで繰り返されることは決してあってはならず、世界で起きている動乱・戦乱がこの地域で起きてはならないことを米国に警告せねばならない」と強調しました。(提供/CRI)
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