中国のスポーツメディア・新浪体育は1日、サッカーのアジアチャンピオンズリーグ（ACL）で中国勢が惨敗していることについて、韓国メディアが「予想通り」との見方を示したと伝えた。

現在行われているACLには中国から広州FCと山東泰山の2チームが参加しているが、広州は6敗、山東泰山は1分5敗でともにグループ最下位。両チームとも6試合で24失点を喫している。

韓国・ニュース1は、広州が第2節で川崎フロンターレに0-8で敗れたことについて「今大会最多点数差での敗北という屈辱を味わった」と表現。その上で、「中国勢の不振は予想されたことだった。中国スーパーリーグのチームの多くは近年、深刻な財政難に陥っている」と説明し、中国国内でのコロナ再燃と自国リーグの兼ね合いから主に2軍や若手選手をACLに派遣しているとした。

一方で、「そうは言っても両チームのパフォーマンスは批判を避けられない水準だ」とも指摘。「広州はゴールキーパーのあり得ないミスだけで4失点しており、山東も事実上、大会をあきらめるようなチーム運営で多くの非難を浴びている」とした上で、中国国内のメディアから多くの批判的な報道が出ていることを伝えた。（翻訳・編集/北田）