中国・モーリシャス自由貿易協定が中国とアフリカの貿易協力を後押し

CRI online    2022年4月15日(金) 19時10分

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中国・モーリシャス自由貿易協定は2021年1月1日に正式発効しました。

中国・モーリシャス自由貿易協定は2021年1月1日に正式発効しました。同協定は物品貿易、サービス貿易、投資、経済協力など多くの内容を含んでおり、中国とアフリカの国が締結した初めての自由貿易協定です。在中モーリシャス大使館の経済商務参事官はこのほど、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の取材に対して「自由貿易協定が発効して1年余りが経過した。新型コロナウイルス感染症の影響を受けているにもかかわらず、両国間の貿易往来はますます密接になっている」と述べました。

中国税関の最新統計によれば、モーリシャスから中国への2021年の輸出総額は、前年比で900万ドル増加しました。また、北京市は今年第1四半期(1-3月期)に、モーリシャス首都のポートルイスの最大の貿易パートナーになったとのことです。

両国間の貿易に10年余りにわたって携わった趙承君さんはCMGの取材に対して、「昨年1月1日に自由貿易協定が発効して以降、売上高は2020年の4倍程度になった。中国からの輸入品は関税がかからないので、他の国の商品に比べて価格競争力ある」と述べました。

在中モーリシャス大使館のハンス経済商務参事官は、「モーリシャスはアジアとアフリカを結ぶゲートだ。自由貿易協定はアフリカと中国、ひいてはアフリカとアジアの経済貿易協力をさらに一歩促進することになる」と述べました。

趙承君さんは、自由貿易協定を十分に活用し、モーリシャスを懸け橋としてアフリカの市場を開拓し、同時にモーリシャスをかなめにしてアフリカ大陸の質の高い産品を中国に導入する考えです。(提供/CRI

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