米国は21世紀の冷戦の策動家だ=環球網

CRI online    2022年4月7日(木) 9時30分

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米国のジェイク・サリバン国家安全保障問題担当大統領補佐官は現地時間4日、米国とその同盟国が今週以内にロシアへの新たな経済制裁を発表すると明らかにしました。

米国のジェイク・サリバン国家安全保障問題担当大統領補佐官は現地時間4日、米国とその同盟国が今週以内にロシアへの新たな経済制裁を発表すると明らかにしました。米国はロシアに対して制裁を実施し、ロシアの経済にショックを与えると同時に、ヨーロッパ諸国の米国への依存を迫ろうとしています。

ウクライナ危機は、冷戦の策動家である米国が21世紀に設置した新しい罠です。米国はこれをもってロシアを消耗し、ヨーロッパをコントロールし、世界での絶対的覇権を維持しようとしています。ワシントンは前後してウクライナで2回の「カラー革命」を推進しました。「カラー革命」と北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大でロシアは米国の冷戦の局面に追い込まれました。

米国の駐ソビエト連邦大使であったジャック・F・マトロック・ジュニア氏はこのほど文章を発表し、「これは予測でき、確かに予測され、故意に促進された危機だ」と指摘しました。

ウクライナ情勢がエスカレートしてから、米国はヨーロッパの盟友と共に、ロシアに対してこれまでにない制裁を科しました。これは典型的な冷戦時代の抑制政策だといえます。

ロシアとウクライナの軍事衝突が起きる中で、中国は米国のもう一つの的になっています。中国が再三にわたって現在の情勢が好ましくないものだと強調している時に、米国をはじめとする西側諸国はこれを機に中国を中傷し、対ロシア制裁に参加するよう中国に圧力をかけてきました。また、悪意をもって西側諸国と中ロを2つの対立するグループに分けようとしています。これこそが典型的な冷戦思考といえます。

中国社会科学院米国研究所の呂祥研究員は「環球時報」の記者に対し、「近年、米国は中国を最も重要な戦略競争相手とし、さまざまな手段を通じて中国の発展に不利な外部環境を作りあげようとしている。米国の政治家は21世紀に冷戦の思考を維持するだけでなく、『新冷戦』の企みを推進している」と指摘しました。(提供/CRI

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