CRI online 2022年4月5日(火) 16時30分
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王毅国務委員兼外交部長は4日、要請に応じてウクライナのクレバ外相と電話会談を行い、ウクライナ情勢などについて意見を交換しました。
クレバ外相はロシア・ウクライナ情勢を紹介した上で、ウクライナは中国の国際的影響力と信望を重視し、中国と意思疎通を保ちたいと述べ、中国が停戦のために引き続き重要な役割を果たすことを期待すると表明しました。
王国務委員は、「ウクライナ問題についての中国の基本的な姿勢は、平和を呼びかけ、和平交渉を促すことだ。中国はウクライナ問題で、地政学的な私利を求めない。対岸の火事を見るような心情でもない。まして、火に油を注ぐようなことはしない。中国が望む目標はただ一つ、それは平和だ」と述べ、ウクライナとロシアとの和平交渉を歓迎すると表明しました。
王国務委員はさらに、「中国は安全保障の不可分性の原則に基づき、平等な対話を通じてバランスのとれた、効果的かつ持続可能な欧州安全保障メカニズムを構築すべきだと考えている。中国は客観的で公正な立場を堅持し、引き続き自らのやり方で、建設的な役割を果たしていく。ウクライナには自国民の根本的利益にかなう選択を自主的に行う知恵があると信じる」と述べました。
クレバ外相は、現在もなお、ロシア側との和平交渉を進め、恒久的な解決策を見いだすことに尽力しており、ウクライナは欧州の玄関になりたいとの意向を表明しました。(提供/CRI)
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