東北で最大震度6強の地震、「日本の予言」が中国SNSでトレンド1位になるも…

Record China    2022年3月17日(木) 12時20分

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中国のSNSでは17日朝から「日本の予言」がトレンド1位になった。

16日午後11時36分頃に日本の東北地方で発生したマグニチュード(M)7.4の地震をめぐり、中国のSNSでは17日朝から「日本の予言」がトレンド1位に。しかし、しばらくしてこのハッシュタグは無効化された。

この地震では宮城県、福島県で震度6強を観測。気象庁によると、震源地は福島県沖で、震源の深さはおよそ60キロ。東北電力管内では約14万8000戸で停電が発生、宮城県と福島県ですでに4人の死亡が確認されている。

地震を受け、中国版ツイッターと呼ばれる微博(ウェイボー)では「日本の地震」「日本の本州で7.4級の地震」など関連ワードが相次いでトレンド上位に。そうした中で1位になったのが「日本の予言」だった。

これは、米国のサイキック兼スピリチュアルカウンセラーであるジュディ・ヘブンリーさんが昨年12月に明かした「2022年の予言」の中の一つ、「米国やメキシコ、日本、ニュージーランドで最大(M)6.2~7.5の地震」を指しているようだ。

微博上で拡散されたヘブンリーさんの予言の内容は、このほか「日本が核兵器保有国になる」「プーチン大統領が予期せぬ病気になる」「英国のエリザベス女王は健康問題のために職務をチャールズ皇太子に引き継ぐ」「ロンドン、エジプト、フランス、ニューヨーク、ドイツを標的としたテロ攻撃」「韓国大統領選の勝者は尹錫悦氏になる」「コロナの影響は2023年まで続く」など。実際には各分野にわたりより広範な“予言”をしている。

ネットユーザーからは「これが予言か?日本なんて頻繁に地震が起きているのに」「ちょっと勉強した人なら、日本でほぼ毎年地震が起きていることを知っている」「日本はプレートの境にあるから地震がたくさん起きるのは普通」「ニュージーランドも地震が多いしね」「そうなりそうなことを書いているにすぎない」「冷静に考えて、君は予言を信じるのか?」など、懐疑的な声が多く寄せられた。また、「迷信だという人もいるけど、ここに書かれていること結構当たってる」「コロナは本当に2023年に終わるの?」「コロナ収束の予言はぜひ当たってほしい」といった声も寄せられた。

コメント投稿は数万件に達していたものの、17日午前10時ごろに「日本の予言」がトレンドランキングから突然消失。関連の投稿は残っているものの、ハッシュタグは無効化されている。(翻訳・編集/北田

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