四川大地震で28時間生き埋めになった少女、冬季パラ開会式で聖火ランナーに―中国

人民網日本語版    2022年3月8日(火) 8時50分

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北京冬季パラリンピックの開会式が4日夜、北京の国家体育場」で開催された。

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北京冬季パラリンピックの開会式が4日夜、北京の国家体育場(通称「バードネスト)」で開催された。最も感動的な聖火台への点火儀式では、障害者である劉思彤や文暁燕、馬佳、張雪梅、劉翠青、董超、唐雪梅、李端の8人の選手が聖火をリレーした。その中で唐選手は、四川省広元市青川県出身で、2008年の四川大地震で、生き埋めになり、28時間後に救出されたが、左足を失った。シッティングバレーボールの中国女子代表選手として、昨年の東京パラリンピックに出場し、銀メダルを獲得した。

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1994年に四川省広元市青川県騎馬郷で生まれた。14歳だった2008年5月12日に起きた四川大地震で、約28時間生き埋めになった後、救出されたものの左足を失った。その後、中国政府は被災した子供たちを支援し、唐さんも義足を取り付けて、再び立ち上がることができるようになった。そしてその喜びが唐さんに未来への希望を抱かせるようになったという。

地震の後、学校のバスケットボールチームのメンバーになったり、卓球をしたりして、恵まれた運動神経を発揮。その後、ある偶然の機会から、上海のシッティングバレーボールチームに入った。そして、そこで1年練習を積んだ後、ナショナルチームのメンバーに選ばれ、エースアタッカーとして、2010年の広州アジアパラ競技大会や2012年ロンドンパラリンピックで活躍した。

また、昨年の東京パラリンピックの女性シッティングバレーボール決勝では、中国は1対3で米国に敗れたものの、銀メダルを獲得した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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