CRI online 2022年3月2日(水) 23時20分
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王毅国務委員兼外交部長は1日、招きに応じてウクライナのクレバ外相と電話会談しました。
クレバ外相はウクライナとロシアの第1回交渉について、「ウクライナにとって、戦争の終結は最優先課題だ。われわれは、交渉による問題解決に前向きであり、積極的かつ誠実に交渉に臨んでいる。現在、交渉は順調ではないが、ウクライナは冷静さを保ち、交渉を進める意向だ。中国はウクライナ問題で建設的な役割を果たしており、ウクライナは中国との意思疎通を強化し、停戦実現に向けた中国の仲介に期待している」と指摘しました。
王外交部長は、「ウクライナ情勢は急激に変化している。中国はウクライナとロシアの紛争勃発に心を痛めており、民間人の被害を極めて憂慮している。ウクライナ問題における中国側の基本的立場はオープンで透明、かつ一貫している。私たちは各国の主権と領土保全の尊重を一貫して主張している。現在の危機に対し、中国はウクライナとロシアに交渉による問題解決を呼びかけ、政治的解決に向けたあらゆる国際的な努力を支持する」と表明しました。
王外交部長はまた、「中国は常に、一国の安全が他国の安全を犠牲にしたり、地域の安全が軍事集団の拡張によって実現されるものであってはならないと考えている。拡大する戦闘に対して、現地の情勢をできるだけ緩和し、紛争がエスカレートして制御不能となることを回避することが急務である。とりわけ民間人への被害と人道主義的危機の発生を防ぎ、人道支援のための安全かつ迅速な参入を確保すべきである」と強調しました。(提供/CRI)
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2022/3/2
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