anomado 2022年3月1日(火) 20時20分
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中国版ツイッター・微博でこのほど、「人は簡単に映画の中の菅田将暉のようになってしまう」がトレンド入りした。写真は中国の菅田将暉ファン。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でこのほど、「人は簡単に映画の中の菅田将暉のようになってしまう」がトレンド入りした。
中国では2月22日、菅田と有村架純が恋人役を演じる映画「花束みたいな恋をした」が公開された。2人が演じる大学生の山音麦(菅田)と八谷絹(有村)は音楽や映画の趣味が一緒で恋人になるものの、月日が流れ、営業職に就いた麦は仕事での成功を追い求めるようになるというストーリーで、微博ではこのワードをめぐってあるアカウントが「『花束みたいな恋をした』で怖かったのは、人は簡単に映画の中の菅田将暉のようになることだ」「全ての時間と精力を仕事に捧げ、退勤後は書類の整理を続けるかごろ寝するかのどちらか」「娯楽を楽しむ時間が減ることは心の中身が減るということ」などとつぶやいた。
また、別のアカウントは「最も純粋で最も平凡な恋人同士のやり取りと日常生活がつづられていて、登場人物の気持ちにさせられる作品。ストーリーの基調はとてもシンプルだが、見ると心が動き、痛みもする」などと紹介しており、こうした指摘についてネットユーザーからは「読書でも映画でもいい。どんなに忙しくても好きなことに時間に使うことは続けなきゃ。生活に対する真面目な態度と儀式感はずっと必要」「最も根本的な原因はお金だと思う」「人が『現実的』になったら面白味がなくなる」「感情を鈍化させないよう、表現することを怠けないよう常に自分に言い聞かせることが大事」という声や、「昨日映画を見たよ。とてもリアルだった」「どうして人は成長すると生活に縛られてしまうのだろう」「私も心が痛かった」「好きな人を愛することを忘れないでほしい」などの声を寄せている。(翻訳・編集/野谷)
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