なぜトヨタは”時代に逆行”するV8エンジンをつくった?=韓国ネットが注目「また日本特有の…」

Record Korea    2022年2月28日(月) 11時30分

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24日、韓国・ロードテストは「電気自動車開発が主流の今、トヨタがヤマハと共同開発した新しいV型8気筒水素エンジンを公開した」とし、その理由について報じた。

2022年2月24日、韓国・ロードテストは「トヨタがヤマハと共同開発した新しいV型8気筒水素エンジンを公開した」とし、「電気自動車開発が主流の今、時代に逆行するエンジンを公開した理由は何だろうか」と伝えた。

トヨタ自動車とヤマハ発動機は先月17日、V型8気筒水素エンジンを公開した。

記事は「当該エンジンはレクサスRC Fに搭載されたV型8気筒5.0リッターのガソリンエンジンを基にしているが、ガソリンの代わりに水素で作動する。二酸化炭素の排出は減らしつつエンジン固有の豪快なサウンドは諦めたくないという思いから着手したもので、燃料噴射装置であるインジェクターやヘッド、インテークマニホールドに改良を加えた。ヤマハによると、高音域の排気音も備えている」「性能は最高出力449ps、最大トルク55kg・mで、従来のガソリンエンジンはそれぞれ472ps、54.655kg・mだ」などと説明している。ヤマハR&Dセンター関係者は「開発中のエンジンは扱いやすく運転する楽しさがある。プロトタイプを運転した人たちはみな最初は疑ってかかっていたが、最後は満足していた」と話したという。

一方で記事は「水素エンジンは内燃機関の長所を保ちつつ二酸化炭素の排出量を減らすことができる。既存のエンジンの一部を交換すればいいため、開発コストを抑えることもできる。しかし特殊な水素タンクが必要で、水素を使った燃料電池車より効率が悪く、電気自動車に比べ充電インフラの不足も無視できない」とも指摘している。

なおトヨタ側は量産については公開しておらず、関係者は「新しいパワートレインはまだ開発の初期段階にある。モータースポーツ出場を目標に水素エンジンの設計を続ける予定」と話したという。

これを受け、韓国のネット上では「また日本特有の無駄なことが始まった」「爆発型の動力機関自体、エネルギー転換率は20~30%にすぎない。あえてそれを使う必要ある?」「ドイツが開発しようとして爆発の危険性で諦めたもの。しかも現代自動車が水素燃料電池車を商用化して人気になった。それを日本がまた…?。さすがアナログの国」などと指摘する声が寄せられている。

また「かつてのMDを思い出した。あの後すぐ時代はMP3になったよね」「いまだに印鑑を使った仕事処理が多く、自動ハンコロボットを造る国だからね」「それよりAIのファックスでも開発したら?」と皮肉を込めたコメントも見られた。(翻訳・編集/松村)

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