中国版ツイッターの微博（ウェイボー）で22日、「ビンドゥンドゥンが撤去される」とのハッシュタグがトレンド上位に浮上した。

北京冬季五輪の公式マスコット「ビンドゥンドゥン」は、大会が始まると「かわいい」「萌える」と人気が急上昇。

日本テレビの辻岡義堂アナ（35）がビンドゥンドゥンへの「愛」を表明して中国で一躍人気者になり、スキージャンプの小林陵侑選手（25）が胸元にビンドゥンドゥンの縫いぐるみを収めながらテレビのインタビューに応じた姿も話題となった。

中国では実店舗でもネットストアでもグッズが品薄状態となり、高額転売する動きもみられ、偽物の縫いぐるみを製造して複数のオンラインモールのショップに販売していた企業が摘発された。

ウェイボー上では、ビンドゥンドゥンが車の荷台に載せられて運ばれる映像に、慟哭を表す「鳴鳴鳴」、「やめてー」という意味の「不要啊啊啊啊啊啊啊啊啊」のほか、「パラリンピックが終わってからではだめなの？つらい」「（パラリンピック公式マスコットの）シュエロンロンが一人ぼっちになってしまう」「うちまで運んできて」などの声が上がった。（翻訳・編集/柳川）