Record China 2022年2月22日(火) 10時20分
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ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の2州のうち親ロシア派が支配している地域の独立を承認する大統領令に署名したことが中国でも大きな注目を集めている。
中国国営の中央テレビ(CCTV)のニュースサイト・央視新聞は22日、「プーチン大統領が『ドネツク人民共和国』と『ルガンスク人民共和国』を承認」との見出しで、同大統領が全土に向けた放送で両地域を独立国家として認めると宣言したことを報じた。ロシアは親ロシア派の支配地域に軍事基地を建設する権利を持つとされており、ウクライナ情勢がさらに緊迫度を増している。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では22日午前9時現在、「プーチン大統領がウクライナ東部の2地区を独立国家として承認することを宣言」がトレンド1位になっている。
中国のネットユーザーからは「事態がますますとんでもない方向に発展している」「歴史の目撃者になるかもしれない」「オリンピックが終わった途端にこれ」「オリンピックの閉会式が終わったら、始まったな」「人類同士の争いは終わらないということか」「世界が平和であることだけを願っている」といった声が上がった。
また、「ロシアの領土に境界はないということか」「多民族国家内のマイノリティーの居住地で問題を起こし、自治を扇動、その後住民投票で独立させ、自分たちに編入するというやり方をロシアはずっとやってきた」「この方法でどれだけの他国の土地を侵略してきたか。恥知らずなロシア」とロシアを非難する声が多い一方、「米国が手を伸ばして管理しようとしてきた結果だ。米国がさまざまな制裁を行い、戦争を煽ることで内部の圧力をかわし、自国第一主義で他国人民の安全など一切顧みない」と矛先を米国に向ける声も出ている。(翻訳・編集/北田)
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