anomado 2022年2月22日(火) 0時20分
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2年前のスキャンダルから脱却して活動を本格再開させた台湾の男性歌手ショウ・ルオが、中国のネットユーザーからの批判に真っ向から対決する姿勢を見せている。
2年前のスキャンダルから脱却して活動を本格再開させた台湾の男性歌手ショウ・ルオ(羅志祥)が、中国のネットユーザーからの批判に真っ向から対決する姿勢を見せている。
歌手に俳優、番組MCとマルチな活動をしてきたショウ・ルオに不祥事が持ち上がったのは、2020年4月のこと。中国の人気網紅(オンラインセレブリティー)の元恋人が、女性関係や乱れた私生活を暴露したことがスキャンダルに発展。近年の拠点にしていた中国で出演番組やCMを一気に失い、活動休止に追い込まれた。
昨年末には台湾でカウントダウンイベントに出演し、先月は台北アリーナでの音楽イベントに出演したショウ・ルオは、このほど新曲「修羅」をリリース。16日に解禁されたMVの予告映像では、4回にわたって自分を死刑にするシーンを盛り込み、“生まれ変わり”を表現する衝撃的な内容が注目を浴びている。
TikTokの中国国内版「抖音(Douyin)」でも公開されている「修羅」のワンシーンだが、復帰を快く思わないネットユーザーから批判のコメントが集中。ショウ・ルオが中国で封殺対象になり、「劣跡芸人」(不行跡タレント)とされていることで、「劣跡芸人のいかなる形式の復帰も禁止」とのコメントが現れたが、これに対してショウ・ルオは、「ネットで攻撃する人のいかなるコメントも禁止」とそっくりそのままの文体を用いて返し、真っ向からの勝負を挑んでいる。
なお、明るくポジティブなキャラクターで人気のショウ・ルオが、スキャンダルで世間に与えた衝撃は大きいものの、あくまで個人的な事情だったということで復帰を受け入れる人も多く、「抖音」のアカウントには応援コメントも多く集まっている。(Mathilda)
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