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19日、新京報は、2008年の北京夏季五輪に続く2度目の「北京」に挑んだブラジル人スキー選手を紹介する記事を掲載した。
2020年2月19日、新京報は、2008年の北京夏季五輪に続く2度目の「北京」に挑んだブラジル人スキー選手を紹介する記事を掲載した。
記事は、10日に行われたノルディックスキー女子クロスカントリー10キロクラシカルにブラジルのジャクリーヌ・モウランが出場し、82位で終えたと紹介。温暖な気候でウインタースポーツが盛んではないブラジルのアスリートにとっては冬季五輪に出場する自体がブレークスルー的事柄であり、出場権を獲得するまでに多大な労力、費用、そして犠牲を払う必要があるとし、モウランもその一人であると伝えた。
また、モウランが14年前の2008年にもマウンテンバイクで出場して19位になっており、今大会を含めて夏季、冬季通算で実に8回も五輪に出場しているレジェンド的人物でもあると説明。幼い頃に喘息で苦しむモウランを見て母親が勧めた自転車のアスリートとしてキャリアを積み、1997年に初めてブラジル代表としてマウンテンバイクの世界選手権に参加すると、2005年にはノルディックスキーヤーである夫の影響を受けて30歳でスキーを習得、翌06年にはトリノ五輪のクロスカントリースキー女子10キロで五輪デビューを果たし、その後は自転車とクロスカントリースキーで08年北京、10年バンクーバー、14年ソチ、18年平昌、21年東京、そして22年北京の各大会に出場したとしている。
8回目の五輪出場ながら、モウランはこれまで1度もメダルを獲得したことはない。記事は「しかし、自らを超越しようとするモウランの精神は、メダルが持つ意味を超越している。彼女の経歴はブラジルのスポーツ史に残るレジェンドとなっており、夢を追い続けるブラジルの若いアスリートを激励し、果敢にもウインタースポーツにチャレンジするよう鼓舞しているのだ」と評した。(翻訳・編集/川尻)
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