IOCバッハ会長「彭帥さんは自由」―独メディア

Record China    2022年2月4日(金) 13時20分

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3日、ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国のテニス選手、彭帥さんとIOCのバッハ会長が会食する予定であることを報じた。写真はバッハ会長。

2022年2月3日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国政府高官とのスキャンダルを暴露して以降、公に姿を見せていない中国の女子テニス選手、彭帥(ポン・シュアイ)さんと国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が会食する予定であることを報じた。

記事は、バッハ会長が3日、北京五輪開催期間中に彭さんと会食する意向を明らかにしたと紹介。その際、両者が許可がなければ入ることのできない「バブル」内で面会する予定であること以外の細かい情報については発表せず、「彼女と面会することができれば、彼女の身体状況や精神状態をよりよく把握することができるだろう」と語ったことを伝えた。

そして、彭さんが昨年、張高麗(ジャン・ガオリー)前副首相から性的関係を迫られたことをSNS上でカミングアウトして以降、公衆の面前から姿を消しているとし、その後青少年のテニスイベントに参加する様子を撮影した短い動画が公開され、シンガポールの華字メディアのインタビューを受けたとされているものの、その信ぴょう性には疑問が持たれていると説明。SNS上では「#WhereIsPengShuai」(彭帥はどこ)というハッシュタグが注目を集め、セリーナ・ウィリアムズやマルチナ・ナブラチロワ、ロジャー・フェデラーといったテニス界の著名人もハッシュタグに賛同を示したとしている。

また、バッハ会長がこの3カ月で彭さんとビデオ通話を行った数少ない外国人の一人であり「ビデオ通話からは彼女が現在北京で生活し、自由に行動できているという事が分かった」と語っているとする一方で、テニス界や人権活動家からは疑いの声が出ており、通話を記録した音声やテキストの公開を求めていると紹介。今回の面会についても、懐疑的な見方が出ているとした。(翻訳・編集/川尻

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