米華字メディアの多維新聞は1日、ソニーの米ゲーム会社買収にライバルのマイクロソフト（MS）が反応したと報じた。

記事は、ソニーグループのソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）が1月31日、米ゲーム会社のバンジーを36億ドル（約4100億円）で買収すると発表したと説明。公開資料による情報として「バンジーの本社はワシントン州ベルビューにあり、従業員は900人余り。同社はシューティングゲーム『デスティニー』と『ヘイロー』の開発企業だ」と伝え、特筆すべき点としてソニーの主なライバルであるMSのXbox部門の責任者、フィル・スペンサー氏が「バンジーが自らの創造力を証明し、プレイステーションのスタジオに才能あふれるチームが加わったことを祝う」と投稿したことを紹介した。

記事はまた、中国メディアの報道を引用する形でMSが1月に米アクティビジョン・ブリザードの買収を発表したことに言及し、取り引きが完了すればMSは売上高ベースでテンセント、ソニーに次ぐ世界3位のゲーム会社になると伝えた。（翻訳・編集/野谷）