崩落事故が発生した韓国の新築マンション、隣の棟にも崩壊の前兆が=韓国ネット「世界に笑われる」

Record Korea    2022年1月28日(金) 19時20分

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27日、韓国・聯合ニュースは、建設中のマンションの崩壊事故の原因調査の結果、向かい側にある棟でも崩壊の恐れがあることが確認されたと伝えた。写真は実際のマンション。

2022年1月27日、韓国・聯合ニュースは、建設中のマンションの崩壊事故の原因調査の結果、向かい側にある棟でも崩壊の恐れがあることが確認されたと伝えた。

今月11日、韓国・光州市内のHDC現代産業開発のマンション建設現場で、外壁が崩落する事故が発生した。記事によると、崩壊事故の原因などを調査するために現場に派遣された韓国国土交通部建設事故調査委員会が最近、崩壊マンションの向かい側にある棟でも崩壊の恐れがあると診断したという。

事故はピット天井(39階の床)スラブ工事中に発生していたが、向かい側の棟でもピット階天井スラブが垂れ下がっているのを発見し、内部報告したという。両者とも支持台の設置を最小化できるデッキプレート工法が用いられていた。

そのため、本来柱や耐力壁にかかるべき荷重がスラブに直接かかっており、調査委は「デッキプレートが過度な荷重で垂れ下がった」と診断。ピット階のように人が近寄りにくい場所の床は、通常1平方メートル当たり100キログラムの荷重に耐えられるように設計するのが一般的であることから、厚さ35センチのスラブの重さを支えられないと判断したというのだ。

調査委は、HDC現代産業開発側に対し迅速な措置の必要性を伝えており、HDC現代産業開発側は「関連内容を把握している」と答えたという。

この記事について、韓国のネット上では「鳥の巣ですらあのマンションよりマシ。犬小屋を作るのとはわけが違う。社長をあのマンションに入居させよう」「本当に情けないし、これじゃ世界中の笑い者」などと怒りをあらわにするユーザーが多く、「どの棟も同じように建てたはず。全部壊して建て直すべき」「建て直してくれないと不安で入居できない」と建て直しを求めたり、「契約した人への補償を全て終えたら、その敷地は売り払った方がいい。撤去して再施工するとしても不安で住めない」という厳しい意見も見られた。

また、これは「氷山の一角」として、「他のマンションも調査してみろ…全国民がメンタル崩壊を起こすだろう」「最近のマンションは全て調査すべき。絶対に何か出てくるから」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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