中国の女子プロテニス選手の彭帥（ポン・シュアイ）さんが、中国共産党の最高指導部メンバーだった張高麗（ジャン・ガオリー）前筆頭副首相から性的関係を強要されたと告発後に消息不明になった問題で、国際オリンピック委員会（IOC）は26日、彭さんと先週話したこと、さらに来月の北京冬季五輪期間中に彭さんと会う予定であることを明らかにした。

独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトによると、IOCの報道官は26日、「IOCは昨年11月21日に初めて彭さんと話し、その後も継続して連絡を取り、先週も話した」と述べた。

彭さんは、北京冬季五輪期間中に北京で、IOCのトーマス・バッハ会長とIOCアスリート委員会のエンマ・テルホ委員長と会談するのを楽しみにしていると話したという。（翻訳・編集/柳川）