Record Korea 2022年1月27日(木) 11時20分
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26日、韓国・オートタイムズは「日本車を超えつつある韓国車」と題する記事を掲載した。写真は現代自動車。
2022年1月26日、韓国・オートタイムズは「日本車を超えつつある韓国車」と題する記事を掲載した。
記事は、米誌USニュースアンドワールドレポートがこのほど発表した自動車ランキングを紹介している。同ランキングは大きく5つの部門(新車、中古車、費用対効果、家族向けの車、最高のブランド)をそれぞれ選定し発表している。
2022年のランキングで最も多く名前の挙がった車はホンダのシビック。新車部門の複数の項目で1位となり、費用対効果の優れた車種にも選ばれた。そのため、ホンダは最高のブランドにも含まれたという。
トヨタはアバロンが好成績を残した。大型セダンやハイブリッド、費用対効果の優れた車種で名が挙げられたという。
記事はこの結果について「米国内ではいまだに日本ブランドの影響力が強いという証拠だ」としつつも、「ただし、費用対効果の分野では韓国ブランドが上位を占めた」と指摘している。
費用対効果の優れた車種には、現代自動車のサンタフェ、起亜自動車のテルライドなど韓国車から6車種が選ばれたという。日本車からはホンダのオデッセイ、日産のヴァーサ、ホンダのアコードとシビック、トヨタのアバロンが選ばれた。
これについて記事は「米消費者が最も注目する費用対効果の部門で日本と韓国の競争が白熱しているという意味」とし、「つまり、これまで費用対効果の部門で日本車に押されていた韓国車が、今年は日韓の競争においてかなり善戦したということ」と説明している。
最後に記事は、米国における韓国ブランドの成功が重要な理由として「韓国が最も多くの自動車を輸出する地域であるため」とし、「米国で販売される現代自動車の生産地は米国、メキシコ、韓国に分散されているが、韓国生産分が多いため、米国内の販売増加が韓国工場の雇用維持につながる」と説明している。
この記事に韓国のネットユーザーからは「海外では日本車ばかり見かけるのに、よくこんな記事が書けたね」「韓国車が日本車を超えるのはうれしいことだけど、品質やサービス精神は日本車から学び、改善してほしい」「トヨタの工場と現代自の工場を比べたら分かる。現代自が勝っているのは人件費だけで、業務環境や熟練度、管理能力は全てトヨタがはるかに上だ。反日感情の強い韓国人はそれでも韓国車を選ぶかもしれないけど、はたして米国人は同じ価格で現代自を買うだろうか?」「車の価格だけはすでに日本車超え」など否定的な声が上がっている。
一方で「価格はすでに日本車を超え、技術はかなり追いついている。デザインは現代自の圧勝」「米国や英国では現代自動車の評価が高い。日本車は見た目がイマイチだし、内装も古くさい」などと共感を示す声や、「韓国車は近いうちに日本車を追い越し、そしてすぐに中国車に追い越される」との声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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