Record China 2022年1月25日(火) 9時20分
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23日、米華字メディア・多維新聞は、中国の伝染病専門家が「ワクチン接種の有無にかかわらず、新型コロナのオミクロン株には感染しうる」との見解を示したと報じた。写真は中国でのPCR検査。
2022年1月23日、米華字メディア・多維新聞によると、中国の伝染病専門家が「ワクチン接種の有無にかかわらず、新型コロナのオミクロン株には感染しうる」との見解を示した。
記事によると、中国の疾病予防コントロールセンターの伝染病部門首席専門家である呉尊友(ウー・ズンヨウ)氏は中国メディアの取材に対して「米英の感染状況や天津での近頃の感染状況は、現在のワクチンがオミクロン株への感染を防ぐことはできないことを説明している。ワクチンの有効性は感染後の重症化や死亡リスクを低減することにあり、感染予防といった効果についてはわれわれが思っているよりも小さい可能性がある」とコメントした。
呉氏は「ゼロ感染」という世界的に見て特殊な感染対策をとっている中国が外国との往来を再開する時期について、「欧米諸国でコロナ管制が完全に緩和されれば、中国への圧力は強まるだろう。中国がこの変化にどう対応するかについては、さらに研究する必要がある」と語っている。
記事はまた、国家衛生健康委員会感染症対応処置指導グループの専門家チーム長を務める梁万年(リアン・ワンニエン)氏が22日に「中国における集団ワクチン接種状況は今なお堅固な免疫バリアを構築するレベルには到達しておらず、性急な管制緩和をすれば中国がこれまで積み重ねてきた感染予防効果が失われる可能性が極めて高い」との認識を示したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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