中国外交部の汪文斌（ワン・ウェンビン）報道官は16日、トンガの火山噴火に関する記者の質問に対し、「中国側はトンガの火山噴火およびそれに伴う津波や火山灰などの災害を非常に注視しており、トンガ側の要請に基づき、できる限りの支援をしたい」と述べた。

【記者】1月15日にトンガ海域で火山の噴火が続き、津波を引き起こして、同国に災害が生じたことについて、中国側としてコメントは。中国人に死傷者は出ているか。

【汪報道官】中国側はトンガの火山噴火およびそれに伴う津波や火山灰などの災害を非常に注視している。在トンガ中国大使館は直ちに緊急時対応マニュアルを始動し、さまざまな手段で中国国民の被災状況を把握した。現在までに、中国国民が死傷したとの報告は受けていない。中国とトンガは包括的な戦略パートナーだ。中国側はトンガの政府と国民に深い同情と心からのお見舞いの意を表する。トンガ側の要請に基づき、できる限りの支援をしたい考えだ。（提供/人民網日本語版・編集/NA）