anomado 2022年1月8日(土) 12時30分
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今年2~3月に行われる北京冬季オリンピックおよびパラリンピックの開閉会式の総監督を務めることになった映画監督のチャン・イーモウが、オリンピック開会式の内容について、コンセプトや概要を明らかにした。
今年2~3月に行われる北京冬季オリンピックおよびパラリンピックの開閉会式の総監督を務めることになった映画監督のチャン・イーモウ(張芸謀)が、オリンピック開会式の内容について、コンセプトや概要を明らかにした。
中国国営テレビ・中央電視台(CCTV)のニュース番組が7日、開閉会式の総監督としてチャン・イーモウ監督の名前を報道。2008年に開催された北京オリンピック・パラリンピックに続き、再び総監督を務めることが正式に発表された。
来月4日に開幕が迫る冬季オリンピックだが、チャン・イーモウ監督が7日に語ったところによると、開会式は100分弱、3000人規模の演出を予定しており、約4時間で1万5000人を動員した08年のオリンピックよりも規模を大幅に縮小。「人海戦術」に頼らない内容となる。この縮小についてはコロナ禍の感染防止対策、さらには厳寒期に選手や関係者に負担をかけないよう考慮したものだという。
08年のオリンピックでは、中国5000年の文明を壮大なスケールで表現したが、今回のテーマは「一起向未来」(共に未来へ向かう)となり、歴史を語るのではなく、未来への希望を盛り込む。また、聖火の点火については、「聖火台まで運ぶ方法や点火は、過去の五輪では見られなかったものとなる」と語り、環境保護の意識や科学技術を取り入れた開会式になることを明らかにした。
新華社の報道によると、チャン・イーモウ監督のほかに、08年北京五輪で花火を使ったパフォーマンスでも知られる現代美術家、ツァイ・グオチャン(蔡国強)が北京冬季五輪およびパラリンピック開閉会式のビジュアルディレクターに起用されている。(Mathilda)
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