Record Korea 2022年1月7日(金) 11時0分
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5日、韓国メディア・韓国日報によると、韓国の若者を対象に実施した世論調査で、「大統領になってはいけない人」として49%が尹錫悦候補、37%が李在明候補を選んだ。写真はソウル・光化門の世宗大王像。
2022年1月5日、韓国メディア・韓国日報によると、韓国の若者の49%が「大統領になってはいけない人」に尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補を、37%が李在明(イ・ジェミョン)候補を選んだ。
韓国の世論調査会社リアルメーターが今月3~4日に全国の18~39歳の男女1024人を対象に調査を実施したところ、3月の大統領選候補のうち、与党「共に民主党」の李在明前京畿道知事が支持率33.4%でトップに立ち、中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表が19.1%、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦前検事総が18.4%で2位を争う結果となった。
尹氏は昨年、大統領選候補に選ばれた直後、各種世論調査で40代を除く全ての年齢で李氏をリードしていた。しかし失策が重なり、20~30代の支持は約2カ月で李氏側に移ったという。年代別に見ると、20代(18~29歳)では李氏(26.4%)が尹氏(15.1%)を11.3ポイント上回り、30代ではその差が19.2ポイントとさらに広がった(李氏41.3%、尹氏22.1%)という。
特に20~30代の「アンチ尹錫悦」傾向は顕著に表れたという。「最も大統領になってはいけないと思う人」を問う質問に対し、回答者の半数近い48.8%が尹氏を挙げた。李氏は36.2%だった。「週120時間労働」「最低賃金制廃止」など尹氏の失言や、妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏の経歴詐称疑惑、李俊錫(イ・ジュンソク)党代表との問題などが影響を及ぼしたものとみられている。
尹氏に失望した20~30代の心をつかんだのは安氏で、特に20代では23.6%の支持率を記録し李氏に迫る勢いをみせた。ただし、30代では14.0%と「安哲秀旋風」が全世代に広がるかどうかは未知数だと記事は伝えている。
これを受け、韓国のネット上では「ここまで来たら尹氏は大統領選から退くべき」「だからって前科4犯の候補(=李氏)に国を任せるわけにはいかない」「2人とも大統領になってはいけない」などさまざまな声が上がっている。
その他「若者はまだ安哲秀候補のことをよく知らないのだろう。40代以上は絶対に支持しない」「20~30代が大変なのは確か。子育てもマイホームも用意しなければならないし、経済的にも大変。だから福祉政策をしっかり考えてくれる候補を選びなさいと伝えたい」「20~30代は目の前の利益を実現させてくれる人を選ぶ」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/松村)
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