アリババが2022年科学技術10大トレンドを発表―中国

人民網日本語版    2021年12月31日(金) 0時0分

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アリババ達摩院は28日、2022年科学技術10大トレンドを発表した。

阿里巴巴(アリババ)の研究機関のアリババ達摩院は28日、2022年科学技術10大トレンドを発表した。「量的な発散」と「質的な集中」が結びついた研究方法により、2022年に現実への応用が可能な科学技術の10のトレンドを打ち出したもので、人工知能(AI)、チップ、コンピューティング、通信などの分野をカバーしている。北京日報アプリが伝えた。

トレンド1:サイエンスのためのAI

AIが科学者の新たな生産ツールになり、科学研究の新たなパラダイムを生み出す。

トレンド2:大小のモデルパラメーターが協同で進化

大規模なモデルパラメーターの競争は沈静化の時期に入り、大小のモデルパラメーターがクラウド・エッジ・端末で協同の進化を遂げる。

トレンド3:シリコンフォトニクスチップ

シリコンフォトニクス技術による光電融合モジュールが光子と電子の優位性を兼ね備え、ムーアの法則の限界を打ち破る。

トレンド4:グリーンエネルギーのAI

AIがグリーンエネルギーの大規模な回収処理をサポートし、複数エネルギーが相互に補完し合う電力システムを実現する。

トレンド5:フレキシブルセンサーロボット

ロボットがフレキシブルで人間の感覚に近いセンサーを備えるようになり、複数種類の任務に適応し、それを遂行できるようになる。

トレンド6:高精度の医療ナビ

AIとプレシジョン・メディシンが深く融合し、診療の精度と効率の向上をサポートする。

トレンド7:全域的にプライバシーを保護するコンピューティング

データ保護と流通の2つの難問を解決し、プライバシーを保護するコンピューティングが全域的なデータの保護に向かう。

トレンド8:衛星・地上のコンピューティング

衛星と地上が一体化した通信・コンピューティングが、空から海まで全面的なデジタル化を促進する。

トレンド9:クラウド・ネットワーク・端末の融合

クラウド・ネットワーク・端末の融合が新たなコンピューティングシステムを形成し、クラウド上の「新種」誕生を促す。

トレンド10-:XRインターネット

クロスリアリティ(XR)ゴーグルが重要なクロスインターフェースになり、次世代インターネットの発展を牽引する。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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