習主席の軍改革は困難か?軍人の多くが農村出身者―シンガポール華字紙

Record China    2014年5月28日(水) 6時43分

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26日、シンガポール華字メディア・聯合早報網は、中国の習近平国家主席の軍改革について、「困難極まる任務となっている」と報じた。写真は12年9月、安徽省合肥市で行われた予備役兵士の演習。

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2014年5月26日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は中国軍の実力向上に尽力しているが、現在の軍隊構造は毛沢東時代に形成されたものであり、陸軍には農村出身の軍人が大量に存在するため、軍改革は困難極まる任務となっている。

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米紙ニューヨーク・タイムズは、「習主席は軍隊が太平洋を覆う実力を持つことを望んでいるため、海軍と空軍の強化を強調している。これにより、日本などの軍事力に対応でき、中国は国益を守ることができる」と報じている。

しかし、中国軍の改革はそう簡単ではない。米海軍分析センター(CNA)のアジア中国研究プロジェクト主任のデビッド・M・フィンケルスタイン氏は、「軍の改革は習主席が決定した重大改革の一つ」と指摘。深く根を張った140万人の陸軍の利益と関わるため、習主席は軍が共産党政権の後ろ盾であり続けるよう、適切な改革を行わなければならないとしている。

また同氏は、「成果が出るまでには5年の時間が必要だが、10年以内には全く違う中国軍になっているだろう」と予測している。(翻訳・編集/藤)

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