チャン・ジャーハンの「靖国神社」事件が逆転?北京警察が「誹謗中傷」の通報を受理―中国

Record China    2021年12月27日(月) 22時20分

拡大

25日、米華字メディア・多維新聞は、靖国神社などを訪れたとして中国の芸能界を干された状態になっている俳優チャン・ジャーハンが誹謗中傷に対する「反抗」の準備をしていると報じた。写真はチャン・ジャーハン。

2021年12月25日、米華字メディア・多維新聞は、靖国神社などを訪れたとして中国の芸能界を干された状態になっている俳優チャン・ジャーハンが誹謗中傷に対する「反抗」の準備をしていると報じた。

記事は、ドラマ「山河令」でブレイクしたチャンが今年8月、靖国神社や乃木神社を訪れ、「南京大虐殺」を否定するデヴィ夫人と一緒に写真を撮ったことで中国のネットユーザーから「親日的な売国奴」と激しく批判され、またたく間に芸能界から干されたと紹介。それから4カ月が経過した現在、チャンが誹謗中傷を受けた相手を警察に告発したとの情報が流れたと伝えた。

そして、中央軍事委員会後勤保障部金盾影視センターの李学政(リー・シュエジョン)主任が24日にSNS上で、「チャンはここ数カ月激しいネット暴力を受け、警察に通報しても受理してもらえず、正常な公民が持つべきいかなる法的救済の道も失われていた。しかし、近ごろ、法律の専門家による論証および政治、法律系の専門家の激励により、チャンの一件は『悪意ある誹謗』とみなされるようになった」と述べたことを紹介している。

また、李氏の話として、関係機関がチャンによる告発を奨励し、北京市公安局朝陽分局も24日午後に告発を受理して刑事事件としての操作が始まる可能性があること、民事訴訟の準備も進められていると伝えた。

記事は、中国のネット上で「北京朝陽警察がチャンの告発を受理した」とのハッシュタグが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の沸騰ワードランキングに出現し、1時間に1億7000回閲覧されるほどの注目を集めた後、ハッシュタグが運営側によって削除されたと紹介。また、転載した政府系メディアは1社にとどまっており、8月の「盛況」ぶりとは対照的だったとしている。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携