2014年5月26日、韓国を訪問している中国の王毅（ワン・イー）外相は、朴槿恵（パク・クネ）大統領と会談した。中国新聞網が中国外交部からの情報として伝えた。

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朴大統領は、韓国旅客船セウォル号沈没事故について、中国政府や中国の国民が哀悼の意を伝えたことに謝意を示すとともに、中国新疆ウイグル自治区のウルムチで起きた爆弾テロを非難した。また、中国との関係をさらに発展させていきたい意向を示した上で、北朝鮮の核問題解決に向けた中国側の建設的役割を高く評価した。

王外相は「民族復興の実現に注力する中国と、第二の“漢江の奇跡”と国民幸福時代を創出した韓国は、発展の方向において共通項がある」と指摘。その上で、「韓国を一層緊密な協力パートナーとして選択し、繁栄と発展を共同で実現し、朝鮮半島の平和と安定を維持し、アジアの振興を促していきたい」と述べ、韓国との協力強化を強調した。（翻訳・編集/NY）