2021年の映画興行収入で中国が世界トップ、国産映画「長津湖」などメガヒットが続々誕生

anomado    2021年12月11日(土) 15時20分

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8日、2021年の映画興行収入額で中国が世界トップに立ち、全国のスクリーン数も8万1317件と世界第1位に。過去5年間の観客数は80億人を突破したと報じられている。

8日、2021年の映画興行収入額で中国が世界トップに立ち、全国のスクリーン数も8万1317件と世界第1位に。過去5年間の観客数は80億人を突破したと報じられている。

国家電影局、中国電影芸術研究センターが公開したデータを8日、中国共産党機関誌・人民日報が報道した。2021年の興行収入額とスクリーン数で中国が世界トップに立ち、さらに過去5年間に制作された中国映画は約4000作品に。同じく過去5年間、映画館に足を運んだ観客数は年間平均16億人としている。なお、2021年の映画興行収入は今年10月10日に400億元(約7100億円)を突破、現時点では一部メディアが累計で約620億元(約1兆1018億円)と報じている。

現在公開中の中国映画「長津湖」は、興行収入が57億4700万元(約1021億円)を突破しており、今年の世界最高のヒット作となったほか、2017年の「戦狼/ウルフ・オブ・ウォー」を抜き、中国映画市場の歴代ランキングでトップに立った。また、今年初めには「こんにちは、私のお母さん」(你好,李煥英)が54億元(約960億円)のメガヒットを記録。人気シリーズ最新作の「唐人街探偵 東京MISSION」も45億2400万元(約805億円)を記録し、今年は人気作品が続々と誕生した。

2021年の映画興行ランキングは中国映画が上位を独占し、現時点でトップ10入りしている外国映画は「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」と「ゴジラVSコング」の2作品のみ。かつてはハリウッド映画が席巻していた中国映画市場だが、逆転の兆しが見え始めたのは2015年からで、この年は中国映画「モンスター・ハント」が24億元(約430億円)を超えるヒットを記録。2016年からは「人魚姫」「戦狼/ウルフ・オブ・ウォー」「オペレーション:レッド・シー」「ナタ~魔童降臨~」「エイト・ハンドレッドー戦場の英雄たちー」と毎年、メガヒットを記録する国産映画が誕生している。(Mathilda

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