Record China 2014年5月23日(金) 15時35分
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22日、中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市で起きた爆発テロを受け、専門家らは「テロ勢力が組織化し、装備が強化されている」と懸念している。写真は22日の爆発事件現場。
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2014年5月22日、中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市で起きた爆発テロを受け、専門家らは「テロ勢力が組織化し、装備が強化されている」と懸念している。香港紙・明報が伝えた。
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22日にウルムチ市の市場で起きた爆発テロでは、爆発物が使われたと伝えられている。これに関して北京のニュース評論家・蒋兆勇(ジアン・ジャオヨン)氏は、「2013年10月に起きた天安門の自動車突入事件や今年4月末にウルムチ市の駅で起きた爆発事件など、自動車と爆弾が使われた事件が続発している。これらの事件から、今までの刃物による殺傷事件と異なり、明らかに装備が強化されていることがわかる。テロリストは爆弾の製造技術を海外から手に入れたか、海外で訓練を受けたメンバーが新疆に戻ってきた可能性がある」と指摘した。
このほか、新疆社会科学院中央アジア研究所の藩志平(パン・ジーピン)所長は、「今年3月に起きた雲南省昆明市の連続殺傷事件、4月に起きたウルムチ市の駅爆弾テロ事件、そして22日のウルムチ市市場爆発事件は同じ組織によるテロ行為である可能性が高い。この組織を撲滅しない限り、同様のテロ事件は再び発生するだろう」と分析している。(翻訳・編集/内山)
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