「コロナ増えてほしい」女性教師の投稿が炎上、警察が動く―中国

Record China    2021年11月18日(木) 0時20分

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中国である女性のSNS投稿に警察が動く事態となっている。

中国である女性のSNS投稿に警察が動く事態となっている。中国メディアの極目新聞が17日付で伝えた。

記事によると、小学校教師を自称する女性が同日午前、微博(ウェイボー)に「大連の新型コロナウイルス感染が止まることなく増えてほしい。多ければ多いほど良い。少なくとも来年3月まで続いてくれれば最高だ」などと投稿した。

女性はその理由について「三観(人生観、世界観、価値観)や道徳がどうだとか言わないでほしい。普段どれだけ三観が正しくない頭のおかしい保護者たちに教師が神経をすり減らせているか見たことがある?ないでしょう!なら黙ってなさい」とつづった。

また、「毎日SNSのグループで保護者が子どもの世話にヒーヒー言っているのを見るとうれしくて仕方がない」「あんたたちが朝から晩までギャーギャー騒ぐから、私は少しも休む暇がないんだ」などとし、「大連のコロナ感染が早く拡大して、小学校の30数人の子どもたちがみんな感染することを夢に見るほど祈ってる」などと投稿した。

教師の激務ぶりは日本でもたびたび取り上げられる。日本のツイッターでは先日、学校教師の部活動などでの時間外労働の厳しさを訴えた「時給150円」ツイートが話題を呼んだ。ただ、女性の発言は子どもの感染を祈るものであることから、中国のネット上では批判の声が殺到し、炎上状態になっている。

「なんてひどい心の持ち主なのか」「同業者として恥ずかしく思う」「通報だ」「道徳心のない人間は教師には向かない」「教師資格をはく奪せよ」など厳しい声のほか、一定の理解は示しつつ「心で思っていても口にしちゃダメだな」「言葉の重みや、時と場所を選べないのではいずれにしても教師失格」などの声も出ている。

記事によると、SNSの公開情報から女性は1995年生まれとみられる。大連市公安局はこの問題について「注目している」とし、関係部門が調査を行っていることを明かした。(翻訳・編集/北田

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