タイでクーデター=「政治改革のため」軍が全件掌握、夜間外出禁止令も―中国メディア

Record China    2014年5月23日(金) 9時28分

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22日、タイ陸軍のプラユット司令官は、政府の全権を掌握したと発表、夜間外出禁止令を発令した。写真はバンコク。

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2014年5月22日、タイ陸軍のプラユット司令官は、政府の全権を掌握したと発表、夜間外出禁止令を発令した。中国新聞社が伝えた。

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タイ軍の報道官によると、「国家平和維持評議会」は戒厳令に基づき、全国で夜10時から翌朝5時までの外出を禁止した。

22日夜の緊急テレビ会見で、プラユット司令官は「国内の政治的衝突のエスカレートを防ぎ、人々の命を守るため、軍は政権を掌握する」と宣言した。

プラユット司令官は、迅速に秩序を取り戻すため、軍および警察からなる国家平和維持評議会が5月22日午後4時30分以降、政権を掌握すると述べた。

テレビ会見に先立ち、タイの2大政党の指導者や反政府抗議運動のリーダーたちが軍に連行されたとの目撃情報もあるが、正式に逮捕されたかどうかはわかっていない。

プラユット司令官は、タイの情勢は緊迫しており、これ以上の混乱の持続は許されないとして、国民を不安にさせたことを謝罪しつつも「必要なことだ」と述べた。

軍による政権掌握の期間については説明がなかったものの、プラユット司令官は政権掌握を「政治改革を実行するため」だとしている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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