温さんは現在、業界内では知らぬ人はいないほどの有名人で、ドラマ「長安十二時辰(The Longest Day in Chang'an)」を始めとするドラマや映画の制作者からも鎧のオーダーメイドの依頼が入るようになっている。そして近年、漢服文化が流行するにつれて、温さんが製作した鎧も、「漢服ファッションショー」における「オートクチュール」となり、業界の垣根を超えて大きな話題となり、中国国内外のSNSの検索トレンド入りを果たしている。温さんは、「昨年、僕が経営する鎧のショップの売上高は年間600万元(約1億800万円)を超えた。海外からの注文も多く、こうした業績にとても驚いているし、嬉しく思う」と語る。
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