日本人のマイホーム購入に対する慎重さは「まるで結婚のよう」―中国メディア

Record China    2014年5月22日(木) 1時40分

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20日、日本でのマイホーム購入に当たっての慎重さは「一生に1回の買い物」だからだとし、そうした不動産購入の様子は「まるで結婚のようだ」と中国のメディアが伝えている。資料写真。

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2014年5月20日、中国のポータルサイト・和訊は、日本では多くのアジアの国々と同じようにマイホームを所有することは生涯の夢と考えられているが、不動産価格の高騰から、現実には夢を実現する人よりも賃貸住宅に住み続ける人が多いと伝えている。

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賃貸住宅に住み続ける人が多い背景には、若い世代にとって不動産購入は経済的に負担が大きく、習慣や贈与税もあって親に資金援助を求めないことが多いからだと指摘。また、日本では賃貸住宅市場が健全に機能しており、自治体などが比較的安価に供給する公団住宅や公営住宅が充実していることも背景にあるとしている。

さらに記事は、日本ではマイホーム購入にあたっていくつもの物件を見て回り、何年もかけて選ぶことが当たり前だが、そうした慎重さは「一生に1回の買い物」だからだとし、そうした不動産購入の様子は「まるで結婚のようだ」と伝えている。

日本と同様に海外でも賃貸住宅のほうが優勢で、ドイツではマイホーム所有率は42%。ヨーロッパ全体の水準60%よりも低く、約6割の家庭が賃貸住宅に居住している。不動産価格の高さが背景となっているが、郊外の戸建てよりも都市部の賃貸住宅に住む方が、より便利な生活が送れると考える人も少なくないという。(翻訳・編集/岡田)

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