中国の有人宇宙船「神舟13号」を搭載した運搬ロケット「長征2号F遥13」が、北京時間16日午前0時23分に中国北西部にある酒泉衛星発射センターから打ち上げられました。

「神舟13号」の飛行は、中国の宇宙ステーション建設のコア技術の検証段階における6回目のミッションで、今回は翟志剛氏、王亜平氏、葉光富氏の3人の宇宙飛行士が搭乗し、中国の宇宙ステーションに6カ月間滞在する予定です。滞在期間中、初めて中国人が宇宙空間で中国の伝統的な祝日、春節（旧正月）を過ごすことになります。

先月に地球に帰還した「神舟12号」ミッションと異なり、「神舟13号」ミッションでは、中国の女性宇宙飛行士として、王亜平氏は初めて中国の宇宙ステーションに滞在し、船外活動を行う予定です。（提供/CRI）