2014年5月19日、韓国紙・中央日報によると、韓国の陸海空の軍士官学校における「3禁（禁婚、禁酒、禁煙）」を含む校内規則が大幅に改善される。国際在線が伝えた。

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韓国国防省のキム・ミンソク報道官は19日の記者会見で、「裁判所の判決に従い、陸海空3軍の士官学校の校則を改正する」と発表した。今年1月1日、ソウル市高等裁判所は陸軍士官学校に対し、「同校の学生が婚約者の女性と校外で関係を持ったことを理由に退学処分を受けたのは人権侵害に当たる」との判決を下した。

同高等裁判所はさらに、「退学処分は行き過ぎであり、裁量権の乱用に当たる違法な処分だ」と軍士官学校側を批判。「学生の営みまでをも禁じるのは憲法が定める基本的人権の侵害に相当する」と指摘した。

韓国国家人権委員会は2005年に当時の国防相に対し、「3禁」を犯した学生を退学に処すのは重大な人権侵害に当たるとして改善を求めたが、国防省がこの勧告を聞き入れることはなかった。（翻訳・編集/本郷）