米カリフォルニアの重油流出事故、これも「中国のせい」?―中国メディア

Record China    2021年10月7日(木) 12時20分

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6日、観察者網は、米カリフォルニア州で重大な原油漏れ事故が発生したことについて、米メディアが責任を中国になすりつけたと報じた。資料写真。

2021年10月6日、観察者網は、米カリフォルニア州で重大な原油漏れ事故が発生したことについて、米メディアが責任を中国になすり付けたと報じた。

記事は、米カリフォルニア州の太平洋沿岸で2日に大規模な原油漏れ事故が発生したと紹介。同州や米政府関係者の話として、事故による原油の漏出量が約54万5000リットルに上り、太平洋の約34平方キロメートルに原油が浮かぶ可能性があると伝えた。

また、同州オレンジ郡ハンティントン・ビーチの市長が今回の事故について「環境災害」「潜在的な生態災害」と述べ、大規模な魚類や鳥類の死、湿地の退化を招くとの見解を示したと紹介する一方で、同州が早い段階で原油漏れの情報を得ていたにもかかわらず、それから24時間後に発表するという情報隠ぺいを行っていたとの報道が米メディアから出ているとした。

さらに、原油漏れの原因について、事故が発生したパイプラインを運営する企業の親会社であるアンプリファイ・エナジーが4日に、船のいかりがパイプラインに衝突した可能性が高いと説明したことを紹介する一方で、現時点で原因の確定には至っていないと伝えた。

その上で「原因がまだ確定していない中で、米放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が中国に責任をなすりつけた」とし、同局の公式ツイッターアカウントが6日「事故は、中国を起源とする新型コロナウイルスがもたらした間接的な危害」とツイートしたことを紹介。さらに「これだけにとどまらず、米政府の失策と無能により招いたコロナで70万人が死ぬというひどい結果についても、全て中国の責任にした」と批判的な態度で伝えた。(翻訳・編集/川尻

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