Record China 2021年10月3日(日) 7時30分
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2021年10月1日、環球網は、ロシアが大和堆付近の海域で軍事演習を行うとの通告を受け、日本がぼうぜんとしていると報じた。写真はロシア。
2021年10月1日、環球網は、ロシアが(日本海のほぼ中央部にある)大和堆(やまとたい)付近の海域で軍事演習を行うとの通告を受け、日本がぼうぜんとしていると報じた。
記事は、日本メディアが1日に報じた内容として、ロシア政府が日本政府に対し、今月3〜9日に大和堆付近の海域でミサイル発射演習を行うことを通告したと紹介。大和堆は日本の排他的経済水域(EEZ)に属しており、日本政府関係者が「前例のない異常な状況」と認識し、日本近海でのロシアにによる軍事演習の常態化を懸念していると伝えた。
また、ロシアは7月にも日本政府に対して大和堆付近でミサイル発射演習実施を通告していたものの、その際はロシア艦隊が対馬海峡から日本海に向けて航行したが、実際にミサイルは発射しなかったと説明。それからわずか3か月でロシアが再び同様の通告を日本に出したことで、日本政府は警戒感を強めているとした。
さらに、ロシア政府は9月末にも国後島付近で軍事演習を実施し、10月にはほぼ毎日射撃訓練を実施すると通告していたことを紹介。これに対し日本政府がすでに外交ルートを通じてロシア側に抗議を行ったと伝えている。
記事は、日本とロシアの間では、歯舞、色丹、国後、択捉の北方四島を巡る領土争いが存在するとし、第2次世界大戦までは日本に属していた四島を同大戦後にソ連が占領、ソ連解体後のロシアが実効支配を続けており、日ロ両国は四島の帰属問題で対立を続けているために、現在に至るまで平和条約を結べていないと伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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