ウォール街の重要人物が新疆を訪問、香港紙がスクープ―中国紙

Record China    2021年9月28日(火) 20時20分

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中国紙・環球時報は28日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが「米ウォール街の重要人物が新疆など中国各地を訪れていた」とのスクープ記事を27日付で掲載したことを報じた。写真は新疆。

中国紙・環球時報は28日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが「米ウォール街の重要人物が新疆など中国各地を訪れていた」とのスクープ記事を27日付で掲載したことを報じた。

「最近、中国を6週間訪問して上海、北京、新疆を訪れた」と伝えられたのは元ゴールドマン・サックス幹部でウォール街の重要人物であるジョン・ソーントン氏。同氏は「米中交流の非公式ルート」として中国高官と接見し、気候変動や新疆問題、米中の2国間交渉の再開などについて交流したという。

環球時報は「この報道の情報はまだ完全に確認されていない」とした上で、「ソーントン氏はまず上海に3週間滞在した」と伝えられたことなどを紹介。また、新型コロナで多くの外国人が中国から「締め出された」のに対してソーントン氏は入国の権利を得られたとし、「同氏はこの時期に北京で中国当局者と面会できた数少ない外国人の1人。そのため米中の指導者の間でメッセージや政策立場を伝える機会があった」と報じられたことも紹介した。

サウスチャイナ・モーニング・ポストはこの他、ソーントン氏の訪中前にホワイトハウスの関係者が少なくとも2度、新疆行きをやめるよう要求したとも指摘。背景にあったのは「米国が中国の新疆政策を認めた」と読み解かれることへの懸念で、同紙は事情を知る人物の話として中国当局者がソーントン氏に「新疆で見聞きしたことを議会に伝えるべきだ」と告げたとも報じたという。(翻訳・編集/野谷

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